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落語絵本

2013.01.24
はつてんじん   川端誠  クレヨンハウス刊

9784906379668[1]

学問の神様、菅原道真をまつる天満宮の縁日は毎月25日。
新年になってから、天満宮にはじめてお参りに行くことを、初天神(はつてんじん)といいます。

クレヨンハウスから出ている川端誠さんの落語絵本シリーズ。

第一弾「じゅげむ」に始まり、この絵本は第3弾。現在15弾まで出ています。
好評なのでしょう。
どの絵本も面白いのですが、中でも、私のお気に入りは、この「はつてんじん」です。

おとうさんと、息子の金坊が、初天神に出かけますが、縁日の屋台でいっぱい。
金坊は、おとうさんに「あれ買って、これ買って。」とねだり、おとうさんを困らせます。
かるめやき、たこやき、おこのみやき、あんずあめ、やきそば・・・。こどもには屋台は魅惑いっぱい。最初はたべものばかりねだりますが、凧を見つけ、結局凧を買うはめになり・・・。
最初はしぶしぶだったおとうさんも金坊と凧揚げするうちに、本気になり、金坊より、おとうさんのほうが夢中になってしまいます。
やんちゃな金坊に手を焼く威厳のないおとうさん。

けれども裏表紙には、おとうさんと金坊が仲良く手と繋いで家に帰る絵が描かれ、この親子のほのぼのとした関係が現れています。


子どもが小さい頃、スーパーなど、お買い物に行くと、決まって、お菓子やおもちゃを欲しい!欲しい!とだだをこねられ、毎度閉口したことを思い出します。
どこの子どもにも共通する悩み?。(うちの場合は、特にそうだった!)
息子が、お店でねだるたびに、「あれ買ってー!これ買ってー!って言う、金坊と同んなじだ!!。」と言ってなだめていたことがあり、共感します。
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どっちがへん?

2012.12.14
最近、本屋さんで見かけて、即買いした絵本。
いわいとしおさん、好きです。

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「どっちがへん?スペシャル」 いわいとしお作  紀伊國屋書店刊



作者の、いわいとしお氏の本業はメディアクリエーター。

子どもと一緒に、おもちゃを創造していくうちに、絵本も創作していきます。
これまで、いままでの絵本にはなかった発想の楽しい絵本を出してきました。

この絵本のきっかけは、鉄道会社のマナー広告から始まりました。 → 
けっして押し付けではなく、マナーを喚起するポスターが駅や電車内に貼られました。
このポスターが好評で、次々新しいバージョンが出て来ます。
赤ちゃん絵本版「どっちがへん」も出ました。

「どっちがへん?スペシャル」は、もう少し、複雑です。
どっちくんとへんくんはふたごのきょうだい。
同じことをしているようでも、ちょっと違う。
植木鉢のチューリップの花が、左は普通に咲いて、右側はさかさま。
ページの右と左で違いを見つけるのが楽しい。

読み聞かせ会でも子どもと対話しながらできるので、長いお話会の途中の気分転換にぴっ
たり。高学年でも楽しめると思います。

岩井氏はデジタル界の先端を行く方ですが、その原点は子供の頃にありました。
岩井少年は、両親に、おもちゃはいっさい買いません。と宣言されます。
それから岩井少年は、いろいろな物を工夫しておもちゃを作るようになりました。
それが、メディアクリエーターの創造の原点となり、また、子どもが産まれたことで、
子どもを喜ばせるおもちゃ(主にダンボールや紙の素材)、絵本の創作に繋がって行った
のだと思います。

ドングリの絵本

2012.11.05
本屋サンで、見かけると、買わずにはいられなくなる・・・もしくは気になって気になって仕方ない絵本があります。

例えば、リンゴ、ドングリ、雪をテーマにした絵本。

東北育ちのせいか、そんなような絵本を見ると、安心します。
ついつい、集めてしまったりして・・・。

この時期、読み聞かせにも活躍する絵本。


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「どんぐりみーつけた」  澄川嘉彦文 大庭賢哉絵 福音館書店 
ちいさなかがくのとも 2012年11月号

ストーリー
「森に落ちているはずのどんぐりが、家の中でたくさん見つかりました。それもぴかぴかのものばかり。だれがひろってきたの? お母さんは、森にすむだれかさんだって言ってるけど、だれなんだろう? いつか会えるかな?……子どもたち無類のどんぐり好き。どんぐりを通して、森に住む動物とつながりあうよろこびを描きます。」

作者は、岩手県タイマグラに住み、「タイマグラばあちゃん」というドキュメンタリー映画を撮った監督です。
日本で最後に電気が通ったタイマグラの地で、自給自足するおばあちゃんの生活を密着取材、映画化し、遂には家族で移住しました。

タイマグラでの体験が元になって出来た絵本。

福音館の月刊絵本シリ-ズは、必ずしも、絵本化するかわからないので、気になった絵本は、なるべく買うようにしています。値段も比較的安い。
絶版絵本も多いので、ペーパーバックでも、読み聞かせ会の出番が多い絵本も多くあります。

りんごの本

2012.10.18
スーパーでも産直でも様々なりんごが店頭に並ぶようになりました。

りんごをテーマにした絵本も数多く出ています。
検索したら、あまりの多さにビックリでした!!数えきれません。

りんごの絵本・・・というと、ついつい目がいくワタクシ。
最近のお気に入りのりんごの絵本。

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「りんりんりんご」 みやがわよりこ作  青い林檎社刊

りんりん りんご
にこにこ りんご
うきうき りんご・・・

右側にりんごの絵。左側にリズミカルな言葉。

りんごのさまざまな表情が現れます。

にじみ絵の技法でりんごとまわりの境界線がありません。美しい色彩に、心が和みます。
赤ちゃんから大人まで見て欲しい絵本。

大豆インキを使用した絵本。

しかけ絵本の先駆け  

2012.10.14
色の魔術師といわれている、エリック・カールの絵本は、実は、いろいろなしかけも多く、しかけ絵本の先駆けではないかと思っています。

「はらぺこあおむし」は、その色彩といい、計算されつくしたしかけに感嘆します。
けれども、「はらぺこあおむし」は、誰もが知っている絵本だと思うので、この時期に紹介したい絵本。

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「だんまりこおろぎ」  エリック・カール作 くどうなおこ訳  偕成社

今年は、猛暑で秋の虫はどうしているかと思っておりましたが、なんのなんの、暑い時期から、リンリン、ジージー鳴いておりました。


ストーリー

生まれたばかりのコオロギの あかちゃん。
いろんな虫に出会うたびにあいさつされます。
こおろぎぼうやのあかちゃんも、あいさつしたくて、はねをこし・こし しますが、全く音が出ません。

「おとが でないよ うたえない」
こおろぎぼうやは がんばりますがおとがでません

いろんな虫に出会うたびに、あいさつしようとしますが、あいさつできません。
最後に出会ったのは、静かな女の子のコオロギでした。
こおろぎは、もういちど、あいさつしようと試みます。
こおろぎぼうやは歌いました。

すると・・・今度は美しい歌声で歌うのです。



実際に、最後のページを開くと、美しい音色が鳴ります。

音の出る絵本はえてして、電子音で、子どもの脳の成長によくないと、絵本専門店では置かないお店もあります。
音の出る絵本(ボタンを押して鳴るもの等)は、子どもには反応もよく、とても喜びます。
個人的には、音の出る絵本は嫌いです。
けれども、この絵本に関しては、本当のコオロギが鳴いているような、澄んだ音色が出ます。とても美しい音です。
ずっと、だんまりだったこおろぎが、おんなじこおろぎの女の子に出会って、うたえたよろこびの結末。
音が出なくても十分楽しい絵本ですが、実際に音が出ることで、意外性が出て、子供の驚きもより大きくなります。

そして、よくよく見ると、コオロギは光輝く太陽の下に生まれ、昼、夕方・・・といろいろな虫と出会い、夜、満月の中、最後にコオロギの女の子に会います。
時間の経過も現し、エリック・カールのこれまた計算されたストーリ-展開に感心させられます。

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